Make progress !
※このエントリーは、だいぶ前から準備して書きかけていたのですが多忙のためずっと仕上げられずに放置していた記事の、サルベージ公開版です。なのでここに記述されている世界線は2015年現在ではなく2013年~2014年頃の回想録となっております(*´3`*)
前回記事と時間軸はかなり前後するのですが、去年やった自宅コクピットまわりの改装やら何やらについて~。

全景。G940スティック、Warthogスティック、Warthogスロットル、Cougarスロットル、X-65Fスロットル(机の手前のフレーム内)…とたくさん並べてますがもちろん全部一度に使う訳ではないですw
■■ メインモニタ ■■

以前使っていた6面モニタのMD230x6は高価だっただけに非常にしっかりした造りで気に入ってましたが、上下を二分割するベゼル枠がやはりどうしても邪魔だったので、ヤフオクにて二束三文で売り払っちゃいました。そして30インチモニタ・DELL3007WFPx3枚で置き換え。
こちらは既にかなり古いモデルですので中古を安く買えたのは良いのですが発色は3枚ともバラバラだし画質調整はほとんど出来ないし入力端子はDVIひとつきりだしフレームには傷もあるし…と色々問題もありますけれどもまぁプレー中にはまず気にならないので満足です。とにかく視界の中心を横切っていた枠が消えたのは何より快適ですね。
元々これには、6画面だとどうしてもAMDのEyfinity必須なのに対して、3画面であればNVIDIA Surroundでも対応出来るということで。グラフィックカードをGeforce680GTXのSLIにリプレースしパフォーマンスアップを!という意図もありました。(ちなみにAMDのCrossFireでは、DCSに対応出来ないというか逆にパフォーマンスがガタ落ちするのです…)
しかし実際やってみたところ色々と障害があって見事に挫折、結局はAMDのHD7970に戻したんですけど。現状のGeforceの仕様って多画面するには非常に不便ですね、勉強代が結構高くつきました( ̄ロ ̄lll)
ま、とりあえず次にモニタ買う時は4Kの50インチくらいを狙ってるのでそれまでの繋ぎとしては現状十分です。
■■ MFD用モニタ ■■

以前MFD用のサブモニタに繋げていたのはDELL U2711でしたが、MFDで使うのはその半分にも満たない面積なのでグラフィックカードの処理能力を無駄に浪費してる状態になっていました。なのでもうちょっと小型のモニタ2枚に置き換えてパフォーマンスアップを目指そうということで…
まず試したのはセンチュリーLCD-8000U、USBケーブル1本で給電&表示が出来るというもの。これはなかなかお手軽だしMFD表示自体はきちんと出来たのですが、USB接続の専用ドライバでモニタ表示する仕様から、DirectXのアクセラレーションやらSoftTHとの互換性がない問題が判明。購入当時既に製造中止されていたため結構苦労して2枚揃えたのですが、あえなくボツとなりました。
そこで次は同じシリーズでVGA接続タイプのLCD-8000Vを試し、これだとUSB電源&VGA接続ということでごく普通の液晶モニタとして認識されるため、だいぶ扱いやすくなりました。
UでもVでも液晶解像度は800x600、ThrustMasterのMFDスイッチと組み合わせて使うのにちょうどいい按配です。
ただしPCとの接続に関しては、グラボのDP出力からVGAに変換するという無駄にアクロバティックな変換コネクタが必要になってしまいました。それ自体かなりレアな商品なのでわざわざ海外から取り寄せたんですが、余計に買ってしまったLCD-8000Uと合わせてこのMFDにも結構な出費を強いられましたね…w
(他に、DVI接続のLCD-8000DAという選択肢もありました。接続方式としてはこちらの方がVGAより扱いやすいんですが、液晶サイズは同じでも解像度がちょっと高く1024x768となってるのが逆に難点です。今はHDMI接続のLCD-8000VHというモデルもあって、解像度がまた1024x768なのはちょっと不満ですがデジタル接続およびHDMIのコンパクトなコネクタには食指をそそられます~)
■■ Ka-50用自作コントローラ ■■

兵装システムのスイッチ類、オーバーヘッドパネルの各種ヒーター関係やウォールパネルのライト関係スイッチをまとめて取り付けています。
電動ドリルでアルミアングルに穴を開けてスイッチを並べ、国産のUSBゲームデバイスユニット「REVIVE USB」に接続。(その際にマトリクス配線とゆー方式で配線するんですが何度やっても頭が大混乱します…)

コントローラ自体は、MFD等を取り付けた枠の上部にネジ止め。以前はMFD用に設置した液晶画面そのものを自作コントローラ取り付けのベースにしちゃってましたが、モニタを小型のモデル2つに入れ替えつつ周囲をアングル材で支える構造に変えたメリットが出てきました。
なお今回はほんの思いつきでお気軽に作ったのでREVIVE USBもケーブルもムキ出しで裏側にブラ下げてあるだけです。
表面は以前のオリジナル自作コントローラと同じくフォトショップでデザインしてプリンタで印刷したものを貼り付けました。
コントローラを自作する場合、使用頻度の高い重要なスイッチを選んで付けるのは当然ですが、滅多に使わないけどデザイン上付けておいた方がまとまり良いかな?みたいな非実用的理由で取り付けてあるスイッチもちょくちょくあったりします。あるいは風防ワイパーのスイッチなど、ワイパーブレードはしっかり作動するもののシミュレーション上の効果は特に無いんですが、雨天のミッションではやはりちゃんと動かした方が雰囲気的に楽しいので実用性は低いけれども外せなかった…なんてものも存在しますw
まぁそれ以上にやはり、戦闘エリアに出入りする際にマスターアームスイッチを切り替えるとか、実感あふれる操作感がイイのですけどね。(しかも今回はちゃんと「レバーを引っ張ってから切り替える」レバーロック式にしているのです!)
あと武装のMAN/AUTOとか弾種/発射速度切り替えなど戦闘の最中にいじる部分は、いちいちクリッカブルコクピットでの操作なんてしていられませんし。キーボードショートカットを覚える必要もない、本物の物理スイッチのメリットが非常に大きいです。
そういうことではKa-50のデータリンク制御パネルもぜひ作りたいところですねぇ、ちゃんと全部のボタンにLEDも仕込んで…(遠い目
■■ G940スティック ボタン新設 ■■

G940スティック上部にあるアナログHATの押しボタンは、アナログ軸を誤操作しやすく非常に押しづらい、使い勝手の悪いものです。
そこで内部の基盤から配線をバイパスして、WARTHOG等と同様な側面取付のボタンで操作出来るようにしてみました。
単純に並列回路?でスイッチを取り付けているだけですので、元と新設どちらのボタンを押しても動作しますし、ドライバ側からの認識も全く変わりません。
とりあえずKa-50のミサイル/機関砲トリガー切り替え用スイッチとして割り当てていますが非常に良い感じです、我ながらナイス改造!
これについては改造途中の写真もいくつか撮ってあるので、後日もっと詳しく書くかも知れません~。
■■ Saitek X-65F ■■

オークションで安価に入手したあとしばらく放置していたのですが、手持ち機材のなかでこのX-65FスロットルがKa-50のコレクティブレバー用に最適と判明して一気に脚光を浴びることに。
スロットル軸のフリクションの強さが微妙な操作に向いていること、また何よりHAT等のスイッチ類が非常に多く付いていることが決め手でしょうか。
ヘリコプターのコレクティブレバーは本来、車のサイドブレーキと同様に上へ引き上げる形をしていますので、アングル材で組んだ枠(デスク上のコンソールパネルのベースも同じアングル材ですし、本棚等々含めて自室のあちこちで重宝している部材ですw)にスロットル台座をあえて斜めに取り付けています。
使用時には上部につけたウレタンブロックをデスクの天板下へ挟み込むことできちんと固定出来るようになっており、不要な時にはすぐ脇によけておくことも可能ということでなにげにお気に入りのアイデアですね(* ´∀`)

X-65Fスティックの方も一応このように台座を組んではみましたが、感圧スティックの操作がかなり難しいので、FalconBMS用としてちょっとだけ試したきり使っていません…
何しろスティックの入力を一定に保った状態でスイッチ類を操作するのが至難の業で、トリガーを引くだけでも機体の姿勢がブレますし、動かないスティックに力を加え続ける腕も非常に疲れます。
実際、本物のパイロットにとっても感圧スティックで操作するメリットなんて果たして有るんでしょうか…?
またSaitek製ジョイスティックの最高級モデルの割にはトリガーが一段しかなかったり、ウェポンリリーススイッチとHATスイッチの位置が逆(F-16のスティックとしては)だったり、という設計もちょっと残念な感じです。
ちなみにX-65Fは、スティックの方は感圧式で最大入力時などかなり強い力をかけるため、またスロットルも可動軸のフリクションが非常に重いために、どちらも台座をしっかり固定しないと使い物にならないと思います。もしご購入の際は要注意。
あと最近、このX-65Fとよく似たデザインでX-55というスティックも発売されましたね。アキバARCでデモ展示していたのでちょっと触って来ましたが、お値段なりの廉価モデルで、各部外装がプラスチックに変更されている上にスイッチ類もかなり簡略化されていて…うーん、これはあえてうちにお迎えしようとは思いませんでした( ゚∀゚ )
それより今は、ここ数年間ずっと頑張ってくれているi7 2600kのゲームPCもだいぶガタが来ている感じなので。そろそろ新調したい時期ですな~。
前回記事と時間軸はかなり前後するのですが、去年やった自宅コクピットまわりの改装やら何やらについて~。

全景。G940スティック、Warthogスティック、Warthogスロットル、Cougarスロットル、X-65Fスロットル(机の手前のフレーム内)…とたくさん並べてますがもちろん全部一度に使う訳ではないですw
■■ メインモニタ ■■

以前使っていた6面モニタのMD230x6は高価だっただけに非常にしっかりした造りで気に入ってましたが、上下を二分割するベゼル枠がやはりどうしても邪魔だったので、ヤフオクにて二束三文で売り払っちゃいました。そして30インチモニタ・DELL3007WFPx3枚で置き換え。
こちらは既にかなり古いモデルですので中古を安く買えたのは良いのですが発色は3枚ともバラバラだし画質調整はほとんど出来ないし入力端子はDVIひとつきりだしフレームには傷もあるし…と色々問題もありますけれどもまぁプレー中にはまず気にならないので満足です。とにかく視界の中心を横切っていた枠が消えたのは何より快適ですね。
元々これには、6画面だとどうしてもAMDのEyfinity必須なのに対して、3画面であればNVIDIA Surroundでも対応出来るということで。グラフィックカードをGeforce680GTXのSLIにリプレースしパフォーマンスアップを!という意図もありました。(ちなみにAMDのCrossFireでは、DCSに対応出来ないというか逆にパフォーマンスがガタ落ちするのです…)
しかし実際やってみたところ色々と障害があって見事に挫折、結局はAMDのHD7970に戻したんですけど。現状のGeforceの仕様って多画面するには非常に不便ですね、勉強代が結構高くつきました( ̄ロ ̄lll)
ま、とりあえず次にモニタ買う時は4Kの50インチくらいを狙ってるのでそれまでの繋ぎとしては現状十分です。
■■ MFD用モニタ ■■

以前MFD用のサブモニタに繋げていたのはDELL U2711でしたが、MFDで使うのはその半分にも満たない面積なのでグラフィックカードの処理能力を無駄に浪費してる状態になっていました。なのでもうちょっと小型のモニタ2枚に置き換えてパフォーマンスアップを目指そうということで…
まず試したのはセンチュリーLCD-8000U、USBケーブル1本で給電&表示が出来るというもの。これはなかなかお手軽だしMFD表示自体はきちんと出来たのですが、USB接続の専用ドライバでモニタ表示する仕様から、DirectXのアクセラレーションやらSoftTHとの互換性がない問題が判明。購入当時既に製造中止されていたため結構苦労して2枚揃えたのですが、あえなくボツとなりました。
そこで次は同じシリーズでVGA接続タイプのLCD-8000Vを試し、これだとUSB電源&VGA接続ということでごく普通の液晶モニタとして認識されるため、だいぶ扱いやすくなりました。
UでもVでも液晶解像度は800x600、ThrustMasterのMFDスイッチと組み合わせて使うのにちょうどいい按配です。
ただしPCとの接続に関しては、グラボのDP出力からVGAに変換するという無駄にアクロバティックな変換コネクタが必要になってしまいました。それ自体かなりレアな商品なのでわざわざ海外から取り寄せたんですが、余計に買ってしまったLCD-8000Uと合わせてこのMFDにも結構な出費を強いられましたね…w
(他に、DVI接続のLCD-8000DAという選択肢もありました。接続方式としてはこちらの方がVGAより扱いやすいんですが、液晶サイズは同じでも解像度がちょっと高く1024x768となってるのが逆に難点です。今はHDMI接続のLCD-8000VHというモデルもあって、解像度がまた1024x768なのはちょっと不満ですがデジタル接続およびHDMIのコンパクトなコネクタには食指をそそられます~)
■■ Ka-50用自作コントローラ ■■

兵装システムのスイッチ類、オーバーヘッドパネルの各種ヒーター関係やウォールパネルのライト関係スイッチをまとめて取り付けています。
電動ドリルでアルミアングルに穴を開けてスイッチを並べ、国産のUSBゲームデバイスユニット「REVIVE USB」に接続。(その際にマトリクス配線とゆー方式で配線するんですが何度やっても頭が大混乱します…)

コントローラ自体は、MFD等を取り付けた枠の上部にネジ止め。以前はMFD用に設置した液晶画面そのものを自作コントローラ取り付けのベースにしちゃってましたが、モニタを小型のモデル2つに入れ替えつつ周囲をアングル材で支える構造に変えたメリットが出てきました。
なお今回はほんの思いつきでお気軽に作ったのでREVIVE USBもケーブルもムキ出しで裏側にブラ下げてあるだけです。
表面は以前のオリジナル自作コントローラと同じくフォトショップでデザインしてプリンタで印刷したものを貼り付けました。
コントローラを自作する場合、使用頻度の高い重要なスイッチを選んで付けるのは当然ですが、滅多に使わないけどデザイン上付けておいた方がまとまり良いかな?みたいな非実用的理由で取り付けてあるスイッチもちょくちょくあったりします。あるいは風防ワイパーのスイッチなど、ワイパーブレードはしっかり作動するもののシミュレーション上の効果は特に無いんですが、雨天のミッションではやはりちゃんと動かした方が雰囲気的に楽しいので実用性は低いけれども外せなかった…なんてものも存在しますw
まぁそれ以上にやはり、戦闘エリアに出入りする際にマスターアームスイッチを切り替えるとか、実感あふれる操作感がイイのですけどね。(しかも今回はちゃんと「レバーを引っ張ってから切り替える」レバーロック式にしているのです!)
あと武装のMAN/AUTOとか弾種/発射速度切り替えなど戦闘の最中にいじる部分は、いちいちクリッカブルコクピットでの操作なんてしていられませんし。キーボードショートカットを覚える必要もない、本物の物理スイッチのメリットが非常に大きいです。
そういうことではKa-50のデータリンク制御パネルもぜひ作りたいところですねぇ、ちゃんと全部のボタンにLEDも仕込んで…(遠い目
■■ G940スティック ボタン新設 ■■

G940スティック上部にあるアナログHATの押しボタンは、アナログ軸を誤操作しやすく非常に押しづらい、使い勝手の悪いものです。
そこで内部の基盤から配線をバイパスして、WARTHOG等と同様な側面取付のボタンで操作出来るようにしてみました。
単純に並列回路?でスイッチを取り付けているだけですので、元と新設どちらのボタンを押しても動作しますし、ドライバ側からの認識も全く変わりません。
とりあえずKa-50のミサイル/機関砲トリガー切り替え用スイッチとして割り当てていますが非常に良い感じです、我ながらナイス改造!
これについては改造途中の写真もいくつか撮ってあるので、後日もっと詳しく書くかも知れません~。
■■ Saitek X-65F ■■

オークションで安価に入手したあとしばらく放置していたのですが、手持ち機材のなかでこのX-65FスロットルがKa-50のコレクティブレバー用に最適と判明して一気に脚光を浴びることに。
スロットル軸のフリクションの強さが微妙な操作に向いていること、また何よりHAT等のスイッチ類が非常に多く付いていることが決め手でしょうか。
ヘリコプターのコレクティブレバーは本来、車のサイドブレーキと同様に上へ引き上げる形をしていますので、アングル材で組んだ枠(デスク上のコンソールパネルのベースも同じアングル材ですし、本棚等々含めて自室のあちこちで重宝している部材ですw)にスロットル台座をあえて斜めに取り付けています。
使用時には上部につけたウレタンブロックをデスクの天板下へ挟み込むことできちんと固定出来るようになっており、不要な時にはすぐ脇によけておくことも可能ということでなにげにお気に入りのアイデアですね(* ´∀`)

X-65Fスティックの方も一応このように台座を組んではみましたが、感圧スティックの操作がかなり難しいので、FalconBMS用としてちょっとだけ試したきり使っていません…
何しろスティックの入力を一定に保った状態でスイッチ類を操作するのが至難の業で、トリガーを引くだけでも機体の姿勢がブレますし、動かないスティックに力を加え続ける腕も非常に疲れます。
実際、本物のパイロットにとっても感圧スティックで操作するメリットなんて果たして有るんでしょうか…?
またSaitek製ジョイスティックの最高級モデルの割にはトリガーが一段しかなかったり、ウェポンリリーススイッチとHATスイッチの位置が逆(F-16のスティックとしては)だったり、という設計もちょっと残念な感じです。
ちなみにX-65Fは、スティックの方は感圧式で最大入力時などかなり強い力をかけるため、またスロットルも可動軸のフリクションが非常に重いために、どちらも台座をしっかり固定しないと使い物にならないと思います。もしご購入の際は要注意。
あと最近、このX-65Fとよく似たデザインでX-55というスティックも発売されましたね。アキバARCでデモ展示していたのでちょっと触って来ましたが、お値段なりの廉価モデルで、各部外装がプラスチックに変更されている上にスイッチ類もかなり簡略化されていて…うーん、これはあえてうちにお迎えしようとは思いませんでした( ゚∀゚ )
それより今は、ここ数年間ずっと頑張ってくれているi7 2600kのゲームPCもだいぶガタが来ている感じなので。そろそろ新調したい時期ですな~。
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